拒食症と過食症の両方を克服した私

体重計に乗って思い出したこと

お久しぶりのシリーズです。

以前、拒食症になった時の一番軽かった体重が何キロだったかはっきりと覚えていないとかきましたよね。

拒食症と過食症の両方を克服した私４

これまでJUGEMのブログで月に一回のシリーズとして『拒食症と過食症の両方を克服した私』という記事を書いていました。今回からこちらで更新していきます。 これまでの記事はJUGEMをご覧ください。 『拒食症と過食症の両方を克服した私１』 『拒食症と過食症の両方を克服した私２』 『拒食症と過食症の両方を

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2022.04.25

このシリーズの事を考えながら体重計に乗って思い出しました。

 

20キロを切って、10キロ台の数字を見た時、『もう治らないんじゃないか。』『このまま死んじゃう。』本当にそう感じました。

あの時は本当に恐怖でした。

私はこれまでにも書きましたが、自分の事がわからない、生きている実感が無かったくらいに波乱万丈な人生を送ってきました。

辛い時はこのまま消えてしまいたいと思う事もありました。

でも誰よりも死ぬことに対する恐怖があります。

消えてしまいたいけど死にたくない。

だから拒食症になって17キロという体重を見たときに全力で思いました。

JUGEMで書いた摂食障害を克服した日の話しをもう一度しますね。

今考えると、『死にたくない！！！！』この1言が摂食障害の克服の第一歩だったんだと思います。

参考記事

拒食症と過食症の両方を克服した私 1 | にこちゃんが先生に教えてもらったこと

アラフォー独身女性のにこちゃんです。リハビリの仕事をしています。 私は昔から生きているという実感がありませんでした。いつもなぜか他人事で、自分の事が何一つ解らない ずっと苦しい人生でした。そんな人生を終わりにしたくて、カウンセリングを受け

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拒食症を克服した日のはなし

拒食症の大学生生活

私は両親や妹の住む地元から離れた大学に通っていました。

我が家は私が小さい頃から年に数回の家族旅行をしていました。

私が大学生になってからも年に1回か2回は旅行に行っていました。

拒食症になったのは大学1年生でした。

大学生1年生の前期は頻繁に実家に帰っていましたが、徐々に食欲も無くなり痩せていく姿を見られたくなくて、ほとんど帰ることがなくなっていました。

そんな私も大きな休みになるとどうしても実家に帰らないといけません。

 

GWに家族旅行へ

2年生になった4月の終わり頃。

親から家族旅行に行くと連絡が入りました。

GWに入り旅行の支度をするために帰省しました。

お風呂に入る前体重計に乗ることが日課だった私は、その日もふと体重計に乗りました。

既に体重は20キロを切っていましたが、17キロという体重を見て、愕然としました。

誰にもこの辛さや怖さを言えない。家族にも言えない。

そんな思いのまま家族旅行に行きました。

相変わらず両親は旅行中も不機嫌で喧嘩が多い。

いつもの家族旅行です。

私はというと気力も体力もないまま、旅行先でもふさぎ込んでいることが多かったです。

ただ、朝日（雲海だったかな？）を見るために行ったところで『寒いから行きたくない』と一人で車にこもっていた事だけが記憶に残っています。

過ぎてみると見ておきたかったなと思ったりしました。

 

家族旅行最終日

旅行の帰り、私の住むところまで車で送ってくれました。

帰り際に母親がお総菜屋さんのお弁当を持たせてくれました。

すごく美味しいお総菜屋さんで、両親は来るたびにお弁当を買って帰っていたと思います。

塩サバ弁当が油がのっていてすごく美味しかったです。

 

 

母はパニックになっていて、私を何度も引き止めました。

妹は何も言わずに乗っていました。

でも、きっと怖かっただろうな。

家族を見送り、部屋に入りました。

頭の中にはっきりとその声が聞こえて来ました。

その声を聴いた後、身体がじわっと暖かくなりました。

もう、何か月もまともに食事をしていない私は恐る恐る一口、口にしました。

体中にあったいものが流れるのを感じました。

8年くらい前にストレスから急性胃炎になり、3日間の断食をしないといけなかったんですが、その時の最初に食べたご飯とお味噌汁も同じように体中にあったかいものが流れていきました。

これが『手のひら太陽に』の血潮。

 

数か月ぶりに食べたご飯はおかゆでもなくスープでもなく、私一押しの塩サバ弁当でした。

たぶん、こんなに固形物を食べていなかったら消化できないと思うんですが、ペロっと食べれたんです。

それってキセキですよね。

 

これが私が拒食症を克服した日です。

確か、晩御飯には少し早い午後4時か5時くらいだったと思います。

母に報告

自宅に着いた母から電話がありました。

 

Aさんとは信仰していた時に信じていた人です。

後日Aさんにも報告しました。

結局Aさんにはだまされていたんですが、その時は素直に信じていました。

アラフォー独身女性の私が一人で決断できない原因

アラフォー独身女性の私が一人で決断できない原因 私が何一つ自分で決められないのには理由がある YouTube『ふかだチャンネル』で音声を吹き込んでみました。 無料で聞けるので是非クリックしてお聴きくださいね。 聖火ランナーの応募がなかなかできません！ 東京旅行に行く前、私が誰かに何かを聞かないと何も

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2019.08.22

 

この日から摂食障害が治ったわけではありません。

拒食症と過食症を何回か繰り返し、克服するまでには4年ほどかかりました。

あの声の持ち主は誰？

今日この記事を書こうと思ったのは、あの声が誰なのかわかったのです。

メンタルコーチの先生に出会ってから私が摂食障害だったことを告白したのはだいぶ経ってからです。

私が先生を紹介されたのは母からです。

母は薬剤師として先生と出会い、身体の相談に乗ってもらっていました。

私はもともと生理不順でしたが、拒食症になってから何年も生理が止まってしまいました。

それが私が先生に体調を相談するきっかけでした。

先生から漢方を処方してもらい、数か月で生理が来ました。

 

少し前に先生と話をしていて言われました。

 

そうなんです。

私も母もなぜか拒食症だったことを全く先生に言ってなかったんです。

この時も、間違った潜在意識の固定観念を使っていたんじゃないかなと思います。

 

そうそう頭の中の声の持ち主でしたよね。

ブログでも摂食障害のことも読者の人に伝えてはどうか？とアドバイスをくれたのは先生です。

その時に、こんな会話を先生としました。

そして、その日が今日来ました。

 

家族旅行の前に体重を測ったあの日。

17キロという体重を見て『死にたくない』と本気で思いました。

その時に心の底からお願いしていたんです。

その時お願いしていたのは、両親でもなく、その時信仰していた偉い人とかでもなく、（私の中の）神様だったんです。

すごくすっきりしました。

きっとこれで合っていると思います。

 

かなり時間が経ってから（私の身体が治ってから）母から聞いたのですが、あの時父親も『静香は死んでしまうんじゃないか、もしかするとこれが最後の家族旅行なんじゃないか』とある意味覚悟したそうです。

今の私だったら当時の両親に『四の五の言わずに病院に連れて行きなさい』と言えるでしょう。

普通はここまでなる前に病院に連れて行くんですが、うちの家族は普通じゃないんです。

でも必死だったんです。必死に怖がっていたんだと思います。

 

私はその当時誰にも相談できずに克服するまで4年もかかりました。

その時先生と出会っていたら、今だったら、すぐに先生に相談します。

すぐに治ると思います。

『摂食障害になる前に治すけどね。』と先生だったら言うと思いますけどね。

 

これは拒食症と過食症の両方を克服した私だから言えることです。

もしあなたが悩んでいたり苦しんでいるんだったら、私が治ったんだからなんとかなりますよ。

先生が私の事をもう摂食障害にならないと信じてくれているように、私もあなたを信じています。

 

今回はこれで終わりますね。

深田静香でした。また来ますね。

声といえば、GReeeeNさんにも『声』という曲があります。

以前からGReeeeNさんの音楽は好きだったんですけど、GReeeeNさんにどっぷりとハマったのは横浜流星さんが出ていた、この『キセキ』と言う映画がきっかけでした。

これを観て、ライブに行って、今ではすっかり大好きです。

本当にキセキです！！！！

本家も聴いてください！！！！

このアルバムの13曲目です。ちなみに14曲目の『ソビト』は『キセキ～あの日のソビト』の主題歌です。

入っている曲全部がおすすめです！！！！どれか1曲を選ぼうとしたんですけど、選べないくらいに良い曲ばかりです。

是非聴いて下さいね。

今回はこれで終わりますね。

深田静香でした。また来ますね。